やりたいことはあるけれど、どうせ自分には無理と思っている方へ

LIFE


こんにちは。Nafulaです。
今回は、

「いつかこんなことをしてみたい。
やりたいことはあるけど、どうせ自分には無理だろうな。」

と思っている方へ、記事を書きたいと思います。

私は、5年くらい前にこう思っていました。

「いつかは海外に住んでみたいし、仕事をしてみたい。
でも、英語が全く話せないし、どうせ自分には無理だと思う。
海外に行くことなんて、私にはないだろうな。」

しかし、その後私は海外で2年間生活をしています
海外生活をする前は、もちろん英語に触れる機会はゼロで、
さきほど書いたように、海外に行くことなんて旅行以外ないと思っていました。
夏休みに旅行で海外に行った時は、英語が話せる友達に頼りっきり。
一言も英語を話せませんでした。

そんな私がどうして海外に行けたのか。それをお話しします。

・海外に行きたいと思ったきっかけ
・ゼロからの出発
・きっかけは何でもいいと思う
・無理だと諦めかけていても。

 

・海外に行ってみたいと思ったきっかけ


職場の同僚の先輩が、青年海外協力隊として海外ボランティア活動をしたことがあるという
話を聞いたことがきっかけでした。
英語が話せて、海外で生活するなんて、夢のまた夢でしたが、その先輩の話を聞いて、
憧れと、「自分もやってみたい。」という思いが、頭をよぎりました。

その日のうちに「青年海外協力隊に参加するには」とwebで検索して、
誰にも言わずに準備をはじめました。

社会人になっても実家で暮らしていた私は、
実家に何もかも甘えて好き放題暮らしていました。

私も含め、家族も友人も、
誰もが私がたった一人で海外で生活するなんて予想していなかったと思います。

仕事では、がん患者さんが入院している内科病棟で、
がんが全身に転移していて余命数ヶ月の方々に関わっていました。
そのため、多くの「生死」に向き合うことが多くありました。
中には、その頃20代だった私と同い年で亡くなる方もいました。。

そんな経験を通して、
自分もいつ死ぬかわからないから、やりたいことは生きているうちに
やってみたい。何か、自分として成長したい。変わりたい。
という思いがふつふつと出てきた時期でもありました。
転職サイトなどで、求人を探している日々でもありました。
そんな中で同僚の先輩からいろいろな話を聞くうちに、
自分もやってみようと思い、行動しました。
結果、試験に合格し、2年間海外で生活することができました。

・ゼロからの出発


とはいえ、本当に何の英語の経験もなく、飛びこもうとしたわけです。
青年海外協力隊について詳しくはこちらをどうぞ。
JICA 海外協力隊

私が見た募集の中で、英語圏の国は何カ国かありましたが、
その中で一番英語の言語レベルが低い要件を選択しました。
もちろん、実務経験を評価されるので、そこも重視しましたが、
受けるのであればどうにかして足を踏み入れなければいけません。
確実に受かりたかったので、英語のできない私にとって言語レベルは重要でした。
確か、英語レベルはTOEICで300−400点でした。
これなら私でもいけるかもしれない。と思いました。

当然、英語なんて高校時代にやった8年前くらいが最後で、
それもかなりテキトーに勉強していました。
「Hello,how are you? I am fine,thank you.」しか出てこない。。
自分が英語を話すなんて恥ずかしい。と思っている奴が
ゼロから英語を勉強しはじめました。

最初に買ったのはこちら。ボロボロになるまで使いました。
中学3年間の英語を10時間で復習する本

本当に英語を学びなおすなら、まずは簡単なものからはじめることをおすすめします。
いきなり難しいテキストや売れている分厚い参考書を買っても、
挫折してしまいます。私は、難しいのを買っても、買って満足で
ページを数ページ読んだだけでやめてしまうなんてことが多かったです。
本当に基礎中の基礎を、こちらで学びなおしました。

同時に単語は必須です。単語帳を買って、
少しずつ、少しずつやって復習しました。
こちらも最初は優しいものからはじめると良いと思います。
これは海外に行ってから、徐々に頭に入るようになってきたのですが、
最初はちんぷんかんぷんでした。

通勤の車の中で、毎日単語帳についていたCDを聞くようにしていました。
読み、書きだけでなく、話すこともできなければいけませんが、
まずは読み、書きのテストを受けなければいけなかったので、
そちらの勉強を優先にしました。

そして、協力隊に行くために勉強して、半年後に受けたTOEICテストは、
確か400点くらいだったと思います。
一般的に見れば、かなり低いですよね。
それでも、行くことができました。
チャンスをつかむかどうか、足を踏み入れるかどうか、それが大事です。

こんな感じで、英語ができなくても、ゼロからでも海外に行くことができました。
海外に行っていたというと、格好いいなあというイメージがありましたが、
実際のところは格好悪いことばかりで、良いところなんてなく、
辛いこともたくさんあった
けれど、
この経験は、私の人生を変える経験になりました
現地の人たちとの、大切な出会いがありました。

もし、この記事を読んでいる方で、同じような思いをしている方が
いたら、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

※今は、コロナの影響で海外渡航も厳しくなっていますね。
ボランティアの要請も一旦保留になっているようです。
まずは準備を始めて、チャンスを待ちましょう。

・きっかけなんて何でも良い。


英語や海外での生活に限らず、「何かをやりたいけど自分には無理」と思っている人
私は動機なんて、どんなことでもいいと思っています。
人間関係に疲れた、失恋した相手を見返したい、環境を変えたい、自分を変えたい、お金持ちになりたい。
こんな風に、なんでもいいと思います。もちろん、試験ではちゃんと理由を考える必要がありますが。
経験した後に、きっと自分なりの答えが見えてくると思います。

新しいことに挑戦する時、必ず反対されたり、諦めそうになる出来事が起こります。
努力しても、報われないことはあります。
バカにされたり、無理だって言われることもあるかもしれません。
苦しいこともあります。逃げたい時もあります。
海外に行ったって、変われないかもしれないです。

でも、きっかけはどうでも、やらないよりはやったほうがいいです。
足を踏み入れて、ダメだったらやめればいいです。

・無理だと諦めていたとしても


こんな記事を書いている私は、小さいことかもしれないけれど、
このブログを始めるまでに半年かかりました。
やってみたいなと思っても、仕事から疲れて帰ってくると、
それを理由に何も行動していませんでした

どうせ読まれないし、やっても意味ない。とか、
言い訳していました。

無理と思うこともたくさんあります。
何かに挑戦しなくても、平凡な生活をしていれば、いいのかもしれません。
でも、あなたの頭の中で、
もしかしたら、できるかもしれないよ。やってみないとわからないよ。」
という気持ちが少しでもあるのなら。

それは、ほんの少しだけ、行動してみることで、
自分で掴むことができます。

種をまくことで、芽が出ます。

種を蒔いて、毎日水をあげましょう。

そしたら、いつか、いつか花が咲くかもしれません。

自分を、信じてみてください。

読んでくださってありがとうございました。

Nafula

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